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【中央日報】 レッドラインを越える北朝鮮、すべてのオプションを検討する時だ(1)

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  北朝鮮が国際社会の度重なる警告をあざ笑うかのように3日昼、結局6回目の核実験に出た。過去最大級の核実験であり事実上、核兵器完成と同様だ。北朝鮮の核兵器研究所は昨日、声明を通じて「3日昼12時、大陸間弾道ロケット搭載用水素弾試験に成功した」と主張した。韓国合同参謀本部も「北朝鮮豊渓里(プンゲリ)一帯で発生したマグニチュード(M)5.7の人工地震は北朝鮮の6回目の核実験と推定される」と明らかにした。今回の人工地震規模が昨年9月の5回目の核実験より約9.8倍に達するほど強いことから確かに水素弾試験だと見られる。
  文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月、就任100日記者会見で北朝鮮のレッドラインに対して「大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成し、そこに核弾頭を搭載して武器化すること」と明らかにしたことがある。今回北朝鮮の6回目の核実験は文大統領が設定したレッドラインを越えたことに間違いない。残っている課題は弾頭の大気圏再突入技術だが、北朝鮮はここ2カ月間ICBM-中距離弾道ミサイル(IRBM)実験を成功させ、事実上この技術も確保したと推定される。恐るべき水素弾ICBMで米国本土を攻撃するのは時間の問題ということだ。悪夢のシナリオだ。
  文大統領は昨日、NSC会議を主宰して「すべての外交的方法を講じて最高に強力な対応に出よ」と指示した。だが、北朝鮮がレッドラインを越えただけにこれからは外交的対応を越えてすべてのオプションを検討しなければならない非常局面だ。これ以上、北朝鮮に向かって「まだ対話の門は開かれている」と核・ミサイル開発の中断を呼びかけるのは純真すぎる考えだ。北朝鮮が事実上、核弾頭搭載ICBMを手に握った昨今の状況で開発を止めたとしても何の意味があるだろうか。よっぽどでなければ北朝鮮から「客観的な現実を認識できず論理的な判断力が完全に麻ひしている」として「南朝鮮は精神鑑定から受けろ」と揶揄されただろうか。
  政府の北朝鮮に対する政策基調は根本的に見直されるべきだ。これ以上、北核危機に対する希望と現実を混同してはいけない。北朝鮮の今回の6回目の核実験は内部権力基盤の強化とともに対米交渉力を高めようとする意図的な挑発だ。それなら、遠からず北朝鮮は米国に対して北朝鮮に対する敵対政策の廃棄、韓米合同軍事演習の中止、平和協定締結と在韓米軍撤収などを要求するのが明らかだ。多くの専門家らが懸念しているように、米国が北朝鮮の核弾頭ICBMに本土が攻撃される危険を押し切って北朝鮮の対韓挑発に強硬に対応してくれるかも疑問だ。韓国の生き残りが崖っぷちに追い込まれている。
【社説】レッドラインを越える北朝鮮、すべてのオプションを検討する時だ(2)

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