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【朝鮮日報】 韓米首脳の対立がリスクになってはならない

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 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のトランプ大統領は4日夜、約40分間にわたり韓米首脳電話会談を行い、北朝鮮による6回目の核実験への対応策について話し合った。会談では韓国が保有するミサイルの弾頭重量を制限する韓米ミサイル指針についても話し合われ、両首脳はこれを撤廃することで合意した。この合意は大きな成果だ。一方で韓国大統領府が説明した電話会談の内容の中に「対話」という言葉はなかった。
 トランプ大統領と日本の安倍首相は今月3日に電話会談を2回行ったが、今回の韓米首脳電話会談はそれから1日後に行われた。電話会談が行われる前までトランプ大統領と文大統領の関係は非常にギクシャクしているようだった。まずトランプ大統領は3日にツイッターで「私が韓国に言ったように、韓国は北朝鮮に対する宥和(ゆうわ)的な発言に効果がないことを理解しつつある」と指摘した。この中の韓国とは文大統領のことだ。米国の大統領が韓国の大統領にここまで露骨に否定的な表現を使うのは前例がない。これに対して韓国大統領府はすかさず「戦争を繰り返すわけにはいかない」と反応した。トランプ大統領の指摘に対する事実上の反論だった。
 トランプ大統領は先月7日に行った文大統領との電話会談で「気になるので聞くが、北朝鮮との対話を試みたのか」と尋ねた。「米国の知らない間に北朝鮮と連絡を取り合っているのか」と責め立てるような質問だ。また北朝鮮の核問題が深刻化する中、トランプ大統領は「韓米自由貿易協定(FTA)の破棄」にも言及した。韓米同盟の歴史で過去にこのようなことはなかった。
 両首脳が人間的に合わないことはすでに知られている。だからこそ今の危機的状況ではこれまで以上に慎重に調整し、対立が表面化しないようにすべきだろう。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は挑発行為を続ける一方で、韓米間の連携が取れているか常にチェックしているはずだ。現在の韓米関係は金正恩氏の思い描く通りの状況となっている。今は非常に重大な時期だ。できるだけ早い時期に韓米首脳会談を開催することが最善の対応策だ。形を気にしている暇はない。

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