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【人民日報】 BRICSの第2の「黄金の10年」を照らす中国の知恵

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BRICSビジネスフォーラムの開幕式が3日午後に行われた。習近平国家主席は開幕式での基調演説で、BRICS協力について▽BRICS協力を深め、5カ国経済の原動力を増す後押しをする▽BRICSとしての責任をすすんで担い、世界の平和と安寧を維持していく▽BRICSの役割を発揮し、世界経済ガバナンスを完全なものにする▽BRICSの影響力を拡大し、広範なパートナーシップを構築する――ことを提案した。(文:蘇暁暉・中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
BRICS協力の発展を見ると、2つの点が非常に重要だ。1つは、BRICS協力を世界の発展及び国際構造の変化の歴史的過程に置いて見る必要性。もう1つは、BRICS協力を5カ国各自の発展及び共同発展の歴史的過程に置いて見る必要性だ。BRICS協力に対する中国の貢献と提案は、いずれも協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係構築のためであり、習主席の打ち出した「人類運命共同体」理念と符合する。
中国はBRICS協力の「パートナーシップ」としての位置づけを堅持する。事実が証明するように、BRICS協力は政治・軍事同盟という古い道を超越し、同盟ではなくパートナーシップという新たな関係を構築した。「BRICSパートナーシップを深め、さらに明るい未来を切り開く」との今回の会議のテーマは時代に沿ったものだ。BRICSは対内的にはみなで相談したうえで決める。対外関係では閉鎖的、排他的ではなく、和して同ぜずを強調する。中国はさらに「BRICSプラス」協力モデルを促している。これは開放的・多元的発展パートナー網を築いて、BRICS協力が新興国及び途上国において一層広範な代表性を備え、また国際社会の力強い支持を得るようにすることを目指している。
中国はBRICS協力を推進して、グローバル・ガバナンスを完全なものにする。中国は、開放型世界経済を構築し、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進し、力を合わせて新たなグローバル・バリューチェーンを築き、経済グローバル化のリバランスを実現し、各国民衆の利益に資することを主張する。習主席が強調したように、新興国及び途上国の発展は、誰かのチーズを動かすのではなく、世界経済のパイを大きくすべく努力するものだ。BRICSは気候変動など人類全体の生存及び発展に関わる重大な問題にも注目し、国際問題で一段と積極的かつ主導的な役割を発揮するべきだ。
中国は世界の平和・安全に注目するようBRICS協力を促す。中国は、世界各国は一段と利益の融合した運命共同体になる一方で、一段と入り組み複雑な世界的試練にも直面すると考える。習主席は、BRICSは世界平和の擁護者であり、国際安全秩序の建設者であると強調した。各国は共通の、総合的、協力、持続可能な安全保障観を堅持し、対話と協議によって紛争を平和的に解決し、武力の乱用または武力による相互威嚇を避ける必要がある。小さなグループの利益のために他国さらには地域の安全に影響を与えてはならず、各国が安全を共に享受する新局面を築くべく尽力する必要がある。
第18回党大会以来、中国は国際社会の中心へと歩みを進めている。中国の行ったホームグラウンド外交は、いずれも世界の注目する盛大な会議となった。2016年のG20杭州サミット、今年5月の「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラム、そして今回の第9回BRICS首脳会議と、それぞれの会議で「中国の知恵」「中国の声」「中国の案」が大いに注目され、期待されてきた。
今回の厦門でのBRICS首脳会議で、中国はBRICS協力にさらなる原動力を与え、BRICSが空論の場ではなく、知行合一の行動隊であることを、実際の行動によって証明する。中国の知恵は再び各国に和やかに共存し、共に発展を図るという新たな考え方、新たな選択を与え、BRICS協力の第2の「黄金の10年」を明るく照らす。(編集NA)

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