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【東亜日報】 食薬処は自らも信頼していない有害物質の生理用ナプキンをなぜ公開したのか

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食品医薬品安全処(食薬処)は4日、女性環境連帯が有害物質が検出されたと主張してきた10個の生理用ナプキンの製品名を公開した。当初、女性環境連帯が調査した揮発性有機化合物(VOCs)検出製品のうち、製品名が公開されたのは「ケクタンナラ」の「リリアン」だけだったが、柳韓(ユハン)キンバリー、P&G、LGユニ・チャームなどの有名会社の製品にも有害物質が含まれていることが明らかになった。業界首位の柳韓キンバリーの製品からは、国際がん研究機関(IARC)が指定した1、2群の発癌物質が最も多く検出された。
女性たちに衝撃的な内容を発表しながら、食薬処の生理用ナプキン安全検証委員会は、「女性環境連帯の試験結果だけでは人体に有害かどうかを判断できない」と、過度に心配しないで、今月末の食薬処の調査結果を待ってほしいと主張したのは無責任である。女性環境連帯が江原(カンウォン)大学のキム・マング教授に依頼して分析した結果を食薬処に送り、生理用ナプキンの有害性問題を提起したのは3月のことだった。先月からは、リリアン使用後異常症状が現れたという不満や苦情が殺到し、集団訴訟を推進するほどだ。にもかかわらず食薬処は無視していたが、世論が悪化すると、突然女性環境連帯の分析結果を公開して、「科学的に信頼できない」と強調した。食薬処は、医薬外品の安全に責任を持つ政府組織である。資料を信頼できなければ公開せず、公開するなら責任も負うのが政府ではないか。
女性環境連帯は昨日、生理用ナプキンからVOCsだけでなく、ダイオキシンやプリン成分も検出可能だと主張し、政府に全数調査を促した。生理用ナプキンからこのような猛毒物質が検出されれば、VOCsよりはるかに深刻な問題だ。食薬処は、生理用ナプキンからどんな物質が検出され、これが人体にどのような影響を与えるかを調査した結果を迅速に出さなければならない。女性環境連帯が柳韓キンバリーと「特殊関係」であるため、競合他社の製品を問題視したという疑惑も明らかにしなければならない。
殺虫剤汚染卵の波紋当時、食薬処は、汚染された卵を大人が一日に126個ずつ毎日食べても安全だと主張した。殺虫剤成分とこの成分が人体に及ぼす影響である有害性とは別問題なので、殺虫剤検出だけで不安がらないでほしいという趣旨だった。そうした食薬処が、生理用ナプキンに異なる物差しを適用したのは一貫性のないことだ。柳永珍(リュ・ヨンジン)食薬処長は、民間団体の調査を公開することがガラス張りの行政だと思ったかもしれないが、食薬処の無能は覆えないことを知るべきである。

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