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【中央日報】 きょうTHAAD配備完了、論争はもう終わりにしよう

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  過去2年間、国論の分裂と論争で揺れていた高高度ミサイル防衛(THAAD)体系がきょうすべての配置を完了させる。韓国国防部とTHAAD反対韶成里(ソソンリ)総合状況室によると、きょうTHAAD発射台4基を配備することにした。星州(ソンジュ)のTHAAD砲台1単位は6基の発射台と1基のレーダーで構成されている。在韓米軍はTHAAD発射台2基とレーダーを慶尚北道(キョンサンブクド)星州郡韶成里のロッテゴルフ場に臨時配備したものの、残りの配置が進まないため完全稼働をできないでいた。だが、北朝鮮が6回目の核実験を強行して核武装もいよいよかという状況になり、米国本土まで脅かす各種ミサイルを発射するなど重大な安保状況でTHAADの配備は避けられないものとなった。あらゆる過程を経てTHAADの配備が完了したことは幸いで、歓迎するべきことだ。
  これまでTHAAD配備は国防部の対内外の説明不足に伴う誤解と反対で迂余曲折を経てきた。その余波を受けてTHAAD問題は国内の激しい対立を呼び、中国にまで波及した。中国はロッテマートの営業を邪魔し、韓国製品と観光を遮断した。韓中関係も疎遠になった。ことしは韓中修交25周年を迎えるというのに、それぞれ別々に記念行事を行ったほどだ。文在寅(ムン・ジェイン)政府も執権すると当時にTHAAD「報告欠落」問題に揺れながら「軍部の見直し」に出た。
  このような難問続きの中でTHAADを臨時配備を可能にする根拠となる小規模環境影響評価が今月4日に完了した。評価の結果、懸念されていたレーダー波の人体への影響はないことが確認された。レーダーの電磁波が700メートル離れたところで0.000886ワット毎平方メートル、人体許容基準値(10ワット毎平方メートル)の1万分の1という結果が出た。レーダーと発射台の間では米軍将兵も宿営している。基地から最も近い2キロ離れた村では、電磁波の影響がなかった。また、レーダー発電機の騒音も村ではほとんど聞こえなかった。
  THAAD砲台の運用人員も200~300人水準と少ない。国防部は小規模環境影響評価によってTHAADの運用に必要な電気など基本施設を整備することにした。THAADを完全配備しなければならない理由は、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗するための最小限の防御手段であるためだ。今後、韓米を始めとする国際社会が、北朝鮮が核を放棄するようさらに圧力をかけていく見通しだ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は、このような圧迫に対応するためにいつミサイルを発射させるか見通せない状況だ。北朝鮮が今年末以降に核武装に入れば、韓国にどのような脅威と脅迫を加えるか想像できない。THAADの防御地域には石油化学団地や原子力発電所をはじめとする各種産業施設が密集している。また、有事の際、韓国に展開する米国の戦略資産も北朝鮮ミサイルの打撃目標だ。
  北朝鮮の核・ミサイル脅威を阻むには韓米同盟が基盤となる。このうち韓米軍事戦力の初めての神経網であり最も重要な資産がTHAADだ。THAADの配備が完了したら、これ以上の論争はやめにしなければならない。国防部は住民の説得に努力し、反対するデモ隊もTHAAD基地を出入りする米軍車両を検問したり邪魔したりすることはあってはならない。今は国を挙げて北朝鮮の核・ミサイルを抑制しなければならない時期だ。

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