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【朝鮮日報】 「核兵器放棄しない」と宣言した金正恩氏

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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が7日、同党中央委員会第7期第2回総会で「経済製造と核兵器製造の並進路線に沿って前進してきたことは正しかった。今後とも変わらずこの道を進むべきだ」と述べた。これは、核兵器を絶対に放棄しないことを再確認したものだ。金正恩委員長はさらに「国家核兵器製造の歴史的大業完遂」にも言及した。北朝鮮では1990年代後半のいわゆる「苦難の行軍」時代に数十万人以上が餓死した。そうした悲惨な状況下でも核・ミサイル開発に執着してきたのが「金王朝」だ。金正恩委員長も、「苦難の行軍」が再び起こっても核や大陸間弾道ミサイル(ICBM)を必ず完成させるということだ。
 金正恩委員長は今回の総会で、妹の金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長を、同党の重要政策を決定する中核組織「政治局」の政治局員候補にした。また、党中央委員会副委員長にパク・テソン氏やチェ・フィ氏ら自身の親衛勢力を新たに当てた。金正恩委員長の元交際相手と言われている玄松月(ヒョン・ソンウォル)牡丹峰(モランボン)楽団団長も党中央委員会委員候補の名簿に入っている。今や北朝鮮では民族の破滅を招く恐れのある金正恩委員長の「核暴走」を防ぐ勢力は根本から絶たれようとしている。北朝鮮が再び水素爆弾実験やICBM発射をすれば、国連制裁で北朝鮮への原油供給はさらに減少するだろう。だが、金正恩委員長は既にその準備までしている。実際、「第2の苦難の行軍」と言える事態が迫っていても気にも留めないだろう。
 このような集団に対処しなければならない韓国は、最悪の状況まで予想すべきだ。まず原油供給を絶つなどの実効的な制裁を引き続き強化するのが先決だ。今、北朝鮮の住民の多くは党からの配給ではなく、市場があるから生活できている。対北朝鮮制裁が市場を揺るがす状況まで行けば、金正恩政権にも危機がやって来るだろう。

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