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【デーリー東北新聞】 きょう投票 1票の重み実感し投票を

そう思わないそう思う (まだ投票していません)
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 第48回衆院選と八戸市長選、同市議補選はきょう22日、投開票日を迎えた。衆院選では安倍晋三首相の約5年間にわたる政治を是とし、今後の継続を認めるのか、それとも「安倍1強政治」にNOを突き付けるのか。八戸市長選では、4選を目指す現職の市政運営に対する評価が問われる。
 中でも衆院選は、有権者の選択が日本の針路を決める。私たち国民が国の主権者として投票権を確実に行使し、民主主義の土台を支える「1票の重み」を実感できる選挙にしたい。
 青森、岩手両県とも小選挙区が4から3へ1減となった。青森県内の1〜3区には計10人が立候補。全議席独占を維持したい政権与党の自民党に、民進党所属だった3人がそろって移った新党「希望の党」、独自候補を擁立した共産党という、三つの勢力の争いが軸となった。
 「大義なし」と批判された、安倍首相の突然の解散。小池百合子東京都知事による希望の党結成。野党第1党だった民進の分裂と、これに伴う希望合流組、新党の立憲民主党参加組などの誕生—と、目まぐるしい急展開だった。各党の公約も急ごしらえ。選挙区の減少で候補者の顔触れにも影響が出た青森県内の有権者にとって、戸惑いがあったとしても無理はない。
 だからといって棄権すれば、1票に込めた有権者の思いはどこにも反映されずに終わる。前回2014年12月の衆院選で県内の投票率は全国最下位の46・83%。安倍政治に白紙委任したい人もしたくない人も、各党の公約や訴えをいま一度点検し、投票所に足を運びたい。
 自民党が公約に掲げた「自衛隊明記」などの憲法改正は、日本の国のかたちを変える重要な争点だ。9条を中心とする改憲問題の行方が、今回衆院選の結果に左右されることは間違いない。希望、維新も改憲に積極姿勢だ。改憲勢力に、国会発議に必要な総定数の3分の2(310議席)以上を与えるかどうかは、投票に当たっての熟慮すべきポイントだろう。
 安倍首相が「国難」と位置付ける北朝鮮の脅威への対応や少子化、消費税増税の是非や使途変更、原発問題。さらには森友、加計(かけ)学園問題で浮かび上がった行政のゆがみ、暴言・不祥事や選挙目当ての右往左往など、個々の政治家の資質と能力、信頼度にも目を向けたい。
 今回は全国規模の衆院選で初めて18歳、19歳の人が投票権を持った。自分たちの未来を決める大事な1票をしっかりと投じてほしい。
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