Home > 社説 > 外国紙 > 東亜日報(韓国) > 【東亜日報】 トランプ氏の訪韓、韓米の不協和音をなくす転機にしなければ
E330-DONGA

【東亜日報】 トランプ氏の訪韓、韓米の不協和音をなくす転機にしなければ

そう思わないそう思う (まだ投票していません)
Loading...

トランプ米大統領が7日から2日間の日程で韓国を訪れる。韓米首脳会談は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任後3回目だが、ソウルでは初めて。トランプ氏は在日米軍の横田基地での演説で、「いかなる政権、いかなる独裁者、いかなる国家も、米国の意志を軽く見てはならない」とし、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長にメッセージを投じた。大韓民国は対外関係で様々な難題に直面している。この困難を解く中心に韓米同盟がある。このような現実から自覚しなければならない。
米政権の人々は、トランプ氏の訪日前から「北朝鮮の平和定着問題が日中韓会談で重要な部分」と述べてきた。北朝鮮の非核化こそが歴訪の最大の目標ということだ。高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)追加不可、MD不参加、日米韓軍事同盟の放棄を骨子とした韓中間の「3No」合意は、主権放棄の議論に拡大し、米国の懸念を生んだ。韓米間の不協和音が憂慮される。韓米同盟の強化が中国との協力よりも上位価値であることを肝に銘じなければならない。

  そした点で、文大統領が最近、シンガポールの報道機関とのインタビューで、「韓日米軍事同盟への拡大は望ましくない」と繰り返し明らかにしたことは戦略的でない。国益を考えれば、韓国としては、米国と中国のどちらか一方をあきらめたり遠ざけたりすることはできない。政府が、米国の要求に全面的に応じることが困難な地政学的状況は理解できる。しかし、韓米同盟を揺るがしてはならず、対北協力でも歩調を合わせてうまく管理しなければならない。

  トランプ氏は時に、想定外の極端な発言をする。しかし、不動産事業に成功した実業家として、外交取引にも長けている。今回の訪問でトランプ氏は韓米FTA改正をはじめ通商問題を取り上げるだろう。トランプ氏に一対一で対する文大統領は、何を渡して何を勝ち取るのか冷静に分析しておく必要がある。トランプ氏の訪問で韓国が直面した困難が悪化することがないよう最善の方策を準備しなければならない。
民族の死活がかかった北朝鮮核問題の解決に向けた韓米首脳の決断が重要な時だ。にもかかわらず、「ろうそくデモ」を主導した約220の反米指向団体は7、8日、米大使館と大統領府、国会で反トランプ集会を準備している。友好国の最高指導者を迎える礼儀は守らなければならない。集会を主導する「NOトランプ共同行動」は、THAAD配備に反対し、龍山(ヨンサン)米軍基地の前で「DOTARD(老いぼれ)」というトランプ氏の模型を燃やしたことのある団体だ。
警察は、集会で不祥事が起きたり韓米関係に悪影響を及ぼさないよう水も漏らさぬ備えをしなければならない。政府がこれらの団体の代表に過激な行動を自制するよう説得しべきだ。必要なら、大統領や首相が直接出ることも一つの方法だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。