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【東亜日報】 「ダイヤモンド」と「真珠の首飾り」に挟まれた韓国外交

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トランプ米大統領は6日、安倍晋三首相との首脳会談で、北朝鮮に対する圧力を最大限高めていくことで意見が一致した。トランプ氏は、「一部では私の言葉がとても強いと言うが、(北朝鮮は)弱い語調では通じない相手だ」とし、「最高の圧力」の対北政策を固守する考えを明確にした。さらに、両首脳は「自由で開かれたインド太平洋戦略」に向けた協力を強化することで合意したと安倍氏が伝え、トランプ氏も従来の「アジア太平洋」に代わって「インド太平洋」という表現を使って肯定的に応えた。
日米両首脳が掲げた「インド太平洋戦略」は、アジア太平洋地域を越えてインド洋まで包括する協力の時代を追求するという目標を掲げているが、その背景には、浮上する中国の影響力に対する牽制が意図されている。安倍氏が掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、米国と日本、オーストラリア、インドの4ヵ国の「ダイヤモンド安保協力」を通じて、中国の膨張主義を牽制するという内容だ。これに米国が前向きに応えたことで、中国は「対中包囲戦略」だと反発する構えだ。
中国の習近平主席はこれまで、東南アジアとインド洋の主要な港を結ぶ「真珠の首飾り」海洋シルクロード構想を推進してきた。これに対して日米同盟を基にインド・オーストラリアまで連帯して対抗しようという戦略が「インド太平洋戦略」ということだ。東シナ海、南シナ海での領土問題が大きくなる状況で、中国の「真珠の首飾り」と米・日・印・豪の「ダイヤモンド」が衝突する可能性がある。ダイヤモンド構想に韓国は含まれていないが、北朝鮮核問題で日米韓3国の協力が強調される時に、韓国は苦しい立場に立たされかねない。

  トランプ氏は今回の訪日で、安倍氏との蜜月関係を誇示しながらも、通商問題では「米国は長い間日本による莫大な貿易赤字で苦しんでいる」とし、「日本叩き」を躊躇しなかった。北朝鮮問題でもトランプ氏は「誰とでも対座する」とし、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話の可能性も開いた。気まぐれで予測不可能だが、過程よりも成果を重視する性格を見せた。

  そのトランプ氏が今日、韓国を25年ぶりに国賓訪問する。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、これに先立ち、「米国を重視しつつ中国とも友好的なバランスの取れた外交」をすると明らかにした。米国と中国の間で二兎を追わなければならない状況だ。トランプ氏とは北朝鮮核問題の解決策に対する認識の相違が大きい。2日間の短い訪問だが、トランプ氏を最大限説得し、歩調も合わせて、理解の基盤を広げる契機にしなければならない。

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