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【東亜日報】 「生きた権力」も厳正に捜査してこそ積弊捜査に説得力が得られる

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田炳憲(チョン・ビョンホン)大統領政務首席秘書官の国会議員当時の補佐陣、ユン秘書官ら3人を検察が緊急逮捕し、自宅も家宅捜索した。検察は、2015年にロッテ・ホームショッピング側が韓国eスポーツ協会に3億ウォンの後援金を渡したことを確認し、収賄かどうか確認している。当時、現役議員だった田氏は、eスポーツ協会会長を務めていた。「生きた権力」である大統領府の中心人物の周辺が捜査されることは現政権では初めて。
捜査は、田氏の補佐陣に向けられている。ユン氏らが、ロッテ・ホームショッピング関係者から商品券など巨額の金品を受け取ったという手がかりが確保された。しかし、ホームショッピング業界では補佐陣だけの問題ではないといううわさが流れている。昨年、ロッテ・ホームショッピングの秘密資金捜査の時も、田氏が関与した疑惑が流れた。しかし、当時は本格的に捜査がなされなかった。
先の国会で、田氏は未来創造科学放送通信委所属の当選3回の野党議員で、ホームショッピングの再認可の過程で影響力を行使する立場にあった。2013年から4年間、eスポーツ協会会長も務めた。ロッテ側が、田氏が同協会の会長に再任した時、3億ウォンの後援金をなぜ出したのか。見返りはなかったのか、経緯を徹底して追及しなければならない。資金の流れだけを見るのではなく、必要なら田氏を呼んで事情聴取しなければならない。
最近、国会の教育文化体育観光委の国政監査で、余明淑(ヨ・ミョンスク)ゲーム物管理委員長が、「ゲーム壟断勢力は誰か」という質問に、「田氏とユン前秘書官が属したゲーム報道機関、文化体育観光部ゲーム課、田氏の故郷の後輩を自任するキム教授」という爆弾発言をして注目された。田氏は、「余氏の主張はすべて偽り」と説明した。しかし、余氏が指摘したユン氏の逮捕を見れば、「何かある」という疑念を抱かざるを得ない。
現政権の国政課題1号とされた積弊清算の捜査が全方向で繰り広げられている。国家情報院コメント捜査妨害疑惑を担った中堅検事が、令状実質審査を控えて投身自殺をした。無理な下命捜査で「悲劇が起こった」と検察内はざわついている。「尹錫悅(ユン・ソクヨル)捜査チーム」は、現在の権力にもよく効く刃を突きつけなければならない。そうしてこそ、積弊捜査で過ちを根絶するという主張も正当性を確保できる。中堅検事の自殺で、積弊捜査を見る検察内外の目は厳しくなった。朴槿恵(パク・クンへ)、李明博(イ・ミョンバク)政権時の「死んだ権力」の不正だけにメスを入れるのはきまり悪いと取り繕うようなことをしては、検察の居場所はなくなるだろう。

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