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【中央日報】 戦争の可能性が大きくなった韓半島、政府は国民に正直に知らせねば

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  韓半島(朝鮮半島)の安保危機が急速に高まっている。外信の報道によると、米国政府と議会が韓半島(朝鮮半島)戦争の可能性を提起している。ハーバート・マクマスター米安保補佐官は一昨日、FOXニュースとのインタビューで「北朝鮮との戦争の可能性が日々大きくなっている」と話した。マクマスター補佐官は「武力衝突なしにこの問題(北核・ミサイル)を解決する方法があるが(戦争の可能性に)ますます近づいており、時間があまり残っていない」と述べた。その間、北朝鮮との対話を強調して「戦争」という言葉の使用を自制してきた彼が予防戦争の可能性を言及したのはそれだけ状況が厳重になっているという証拠だ。一方で、リンゼー・グラム上院議員はCBS番組で「もう(在韓米軍の)扶養家族を韓国から撤収させる時」と指摘した。韓国にある米国民間人を撤収するのは戦争直前に施行されることだ。グラム議員は「最後の手段として先制戦争(preemptive war)」まで言及した。韓半島の安保状況が非常に深刻化したということだ。
  米国のこのような危機意識は中国の非協力で対北朝鮮制裁がまともに履行されておらず、北朝鮮はまもなく核武装に入る可能性があるという判断から出たと見られる。これまで対北朝鮮制裁は効果がなかったし、北朝鮮の核武装と大陸間弾道ミサイル(ICBM)実戦配備を防ぐ時間がほぼなくなっているということだ。このような理由で北朝鮮は1、2カ月を持ちこたえれば良いという雰囲気だ。差し迫ってきたマクマスターメクマスの場所補佐官は「韓国・日本・台湾・ベトナムなどが核武装に出る場合、中国とロシアの国益に脅威になるだろう」としながら中国に警告した。北朝鮮が核武装を完了すれば韓国も生存のために核武装に入ることになり、日本と台湾などで核ドミノ現象に広がるという論理だ。東アジアの核拡散は核非拡散体制(NPT)の分裂はもちろん、世界が核による「万人による万人の闘争」に変わるという懸念もある。米国が韓国の核武装の可能性まで取り上げ、中国に圧力をかける局面だ。
  このように韓半島(朝鮮半島)が非常状況に入っているが、政府はのんきだ。のんきだというより「平和」にこだわっている雰囲気だ。ソウルと首都圏を行き来する広域バスで「南北が互いに平和に生きるべきだ」という統一部の広報放送が所々で聞こえる。山火事がまもなく差し迫っている状況なのに国民に警告どころか、危機感を感じていない。セウォル号沈没事件の時、船長は船に乗っていた観光客が速かに脱出するように誘導しなければならないのに「その場にそのままいろ」と放送したことと何が違うだろうか。さらに、米国をはじめとする国際社会は北朝鮮に対して海上遮断、または封鎖をする必要があるというが、青瓦台は参加しないという立場だ。この過程で青瓦台と国防部の間で意見が分かれている。最も重要なのは国民の命だ。政府が平和にこだわって北核危機を放置したあげく、本当に戦争を迎える可能性もある。政府は北朝鮮による核・ミサイル脅威にともなう韓半島の安保現実を国民に正直に知らせ、韓米連携を通した効果的な対策を講じてほしい。

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