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【朝鮮日報】 米朝対話提案、韓国に迫る決定的瞬間

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 米国のティラーソン国務長官は12日(現地時間)「北朝鮮が(核・ミサイル)開発を放棄しなければ対話に応じないと言ったが、これは現実的と思わない」「前提条件なしに喜んで北朝鮮との最初の出会いに臨みたい」と発言した。米国はこれまでの立場から大きく後退したのだろうか。ティラーソン氏は「トランプ大統領も非常に現実的だ」とも述べた。今年10月にティラーソン氏が対話重視とも取れる発言をした際にトランプ大統領は「時間の無駄」と直接批判したが、今回トランプ大統領は特別な反応を示していない。
 これには二つの可能性が考えられる。一つは米国が北朝鮮への軍事行動が難しいという事実を認め、北朝鮮と妥協する道に進んだということだ。これが事実なら、北朝鮮の核問題は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の事実上の勝利に帰結するだろう。米朝間の妥協は、北朝鮮の核とミサイルの凍結と引き換えに、米国が制裁の解除や韓米合同軍事演習の中断に応じる方向でやりとりが始まるだろう。いずれにしても北朝鮮の核はそのまま残るため深刻な事態だ。
 これに対してティラーソン氏はこの日「(北朝鮮に)最初の爆弾が投下されるまで、このような努力は続けるだろう」とも述べた。制裁や圧力あるいは対話といった非軍事的な努力が実らなければ「最初の爆弾」が投下される可能性があるということだ。ティラーソン氏は「マティス国防長官の順番になれば、彼は成功するだろう」とも発言したが、要するに国務長官の次は国防長官の番であり、軍事行動は成功するという意味だ。
 ただ事態がどちらの方向に進んでも、今が決定的な時期にあるとの事実に変わりはない。米中央情報局(CIA)が「北朝鮮の核問題におけるレッドラインまで3カ月しかない」と判断したことも非常に気になる。さらにティラーソン氏が「先日行われた米中戦略対話で交わされた」として紹介した内容も驚くべきものだった。米中両国は有事の際、北朝鮮の核兵器を確保する方策について意見を交換し、米国は必要に応じて米軍に休戦ラインを突破させるが、その場合も再び韓国側に戻ることを中国と約束したという。北朝鮮有事や米国の軍事行動について米中間ではすでに協議が進んでいるのだ。

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