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【朝鮮日報】 韓国政府が南北対話で絶対に譲ってはならないこと

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 韓国政府が北朝鮮に対し、9日に板門店で南北高官級会談を開催することを提案した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日の新年辞で「(平昌冬季オリンピックに)代表団を派遣する用意がある」と表明したその翌日のことだ。その結果、近く南北対話が実現する可能性が高まった。この対話で北朝鮮は平昌オリンピック参加の条件として韓米合同軍事演習の中断を求めてくる可能性が高い。現時点の予定だと軍事演習の期間はパラリンピックと一部重なるため、軍事演習開始の時期が韓国政府の要請によって1-2週間ほど先送りされる見通しのようだ。しかし北朝鮮が演習の完全中止を求め、韓国がこれを一部でも受け入れた場合は深刻な事態を招く。これについて元在韓米軍司令官は「韓国が備えを弱めて北朝鮮に賄賂を送ろうとするなら、韓米同盟は破棄すべきだ」と発言している。
 一部では韓国政府は南北単一チームの構成や開会式での共同入場行進などを提案するとの見方もある。また北朝鮮から選手団が参加してもその数が非常に少ないため、単一チームを構成できるのは女子アイスホッケーくらいしかない。しかし女子アイスホッケーの韓国代表選手たちもオリンピックに出場するため必死の努力を続けてきた。もし単一チームとなればその韓国選手の多くに犠牲を強いることになる。またもし開会式の共同入場行進が実現すれば、韓国で開催されるオリンピックで太極旗(韓国の国旗)がみられないという異例の事態が発生する。2000年のシドニーオリンピック以降、太極旗のない南北共同入場行進は9回行われたが、その後も北朝鮮は南北の和解どころから民族を抹殺しかねない核実験を続け、さらには哨戒艦「天安」を沈没させ延坪島への砲撃まで行っている。
 昨年江陵で開催された女子アイスホッケーの試合では、北朝鮮を応援する観客が会場を埋め尽くし韓半島旗を振ったため、事情を知らない他の観客たちは「ここは一体どこか」と驚いたという。平昌オリンピックが金正恩氏によって韓米関係の悪化や韓米同盟の弱体化に利用され、韓国の左翼勢力にとって絶好の活動舞台となるようなことは絶対に避けなければならない。

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