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【朝鮮日報】 職業外交官を排除、新任韓国大使は文大統領のお友達ばかり

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 韓国政府は昨日各国に新たに赴任する新任大使など39人を任命したが、その顔ぶれをみるとこれまでと同じく文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙陣営出身者、コード(考え方)、与党・共に民主党出身者があからさまに重視されていた。まずドイツ大使には文大統領の大学時代から共に学生運動に取り組んできた鄭範九(チョン・ボムグ)元議員が任命され、またかつて盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領府広報主席だった李百万(イ・ペクマン)氏がバチカン大使に、さらに金大中(キム・デジュン)政権の大統領府で総務秘書官を務めた朴琴玉(パク・クムオク)氏がノルウェー大使に任命された。名前だけを聞けば「あの人と同姓同名か」とふと思うほど過去の人物だ。盧武鉉政権の大統領府で統一外交安保戦略秘書官として強大な権力を振るった朴善源(パク・ソンウォン)氏も上海領事に任命された。
 もちろん民間人を各国の大使などに任命することも時には必要だ。しかし民間人の場合は任命の明確な理由がなければならない。ところが今回の人事をみると、すでに10年以上前に退職した古い顔ぶれが数多く含まれている。これでは政府人事というよりも、久しぶりに楽な立場で権力を握らせ、権勢を分け与えているだけのようにも見える。なぜなら新任の大使らは今後2-3年は特にやることもなく、現地に行って周りからちやほやされるだけだ。その費用は言うまでもなく国民の税金だ。その一方でこれまで主に韓米同盟に関わる業務に携わるなど、韓国外交部(省に相当)で活躍してきたエリート外交官らの排斥も目立った。たとえば前政権の韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長、企画調整室長、首相の外交補佐官などは何の職責も与えられていない。
 北朝鮮の核問題は今後一歩先も予測できない状況が続き、また経済面では世界中で保護貿易の動きが強まりつつある。世界で外交が最も重要な国をいくつか選ぶとすれば、韓国は間違いなくその中に入ってくるはずだ。ところが今回の人事をみると、そのような国で行われたものとは到底信じられない。

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