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【中央日報】 速度を出す南北対話…「非核化」目標を忘れてはいけない

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  南北対話が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を媒介に日々速度を上げている。新年初日に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が五輪参加を示唆する「新年の辞」を発表し、翌日には韓国側が南北高官級会談を提案し、3日には板門店(パンムンジョム)連絡チャンネルが23カ月ぶりに再開された。そして一昨日夜、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がトランプ米大統領と電話会談し、五輪期間中の韓米軍事訓練を延期することに合意すると、昨日は北朝鮮が高官級会談に応じるという返答をした。連日、オリーブの枝(平和)をやり取りする便りが伝えられ、「韓半島(朝鮮半島)の春」にわずかな期待が生じている。
  この過程で最も目を引くのは文在寅-トランプ大統領の韓米首脳電話会談だ。文大統領が「米国の強力な立場堅持が南北対話につながるのに寄与した」と述べると、トランプ大統領は「米国は文大統領を100%支持する」と答えたという点は印象的だ。金委員長の「新年の辞」発表後、韓国が北朝鮮の欺まん戦術に巻き込まれて米国との同盟関係を蔑ろにするのではという心配が多かったからだ。我々は文大統領がトランプ大統領に明らかにした「南北対話の過程で米国と緊密に協議する。南北対話は北核問題解決に向けた米国と北の対話ムード醸成に役に立つ」という姿勢が堅持されるべきだと考える。強い韓米の連携だけが北朝鮮の離間策を克服し、我々の対北朝鮮交渉力を倍加させることができるからだ。
  9日から文在寅政権に入って初めてとなる南北高官級会談が始まる。多くの敏感な問題を議論しなければいけない。開・閉会式の南北共同入場、単一チーム構成、北朝鮮代表団の入国経路はもちろん、参加費用支援が対北朝鮮制裁違反ではないかなど、深い議論が必要なことが少なくない。しかし我々はこうした問題と共に、今回の高官級会談が単に北朝鮮の五輪参加だけを議論する席でなく、南北関係改善の出口を開くきっかけになるべきだと信じる。幸いなのは、議題に関連して我々が「いくつかの相互関心事項について議論しよう」と述べたことに対し、北朝鮮も「平昌五輪参加をはじめとする南北関係改善問題」という意志を明らかにしてきたという点だ。
  およそ2年ぶりに再開される高官級会談は韓半島の患部である北核問題を解決する出発点にならなければいけない。もちろん急ぐからといって焦れば失敗を招く。これまで完全にふさがっていた南北関係を勘案すると、相互信頼の構築が先行しなければならない。韓米が軍事訓練延期の決断を下したように、北朝鮮も核凍結、すなわち、これ以上は核・ミサイル挑発をしないという誠意を見せなければならないだろう。我々としては北朝鮮の五輪参加成功だけにこだわり、北朝鮮の無理な要求まで受け入れる愚を犯してはならない。中国を含めて国際社会が一つになって動く対北朝鮮制裁の隊列を乱すようなことがあってはいけない。誠意を持って非核化対話に出てくることが北朝鮮の唯一の選択になるべきだという点を強調しなければならないだろう。

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