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【人民日報】 グローバル・ガバナンスを改善する一陣の清風

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人類運命共同体の構築は、新時代において中国がグローバル・ガバナンスの変革に主導的に関与する上でのトップレベルデザインだ。2年前に業務をスタートさせたアジアインフラ投資銀行(AIIB)は人類運命共同体構築の新たなプラットフォームであり、新たな制度となっている。AIIBの優れた運営は、戦後のブレトン・ウッズ体制とは異なる新たなグローバル・ガバナンスの道を切り開く上で、非凡な模範的意義を備えている。(文:顧賓・北京外国語大学法学部助教。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
「横」と「縦」から見たAIIB
「横」から見るとは、比較の視点を指す。伝統的な国際開発金融機関は開発金融メカニズムの構築と業務運営の面で数多くの「国際的実践」を蓄積した。AIIBは世界的視野で同類の機関と交流し、参考し合うことで、「有能、クリーン、エコ」との核心理念を着実に構築している。その例を挙げるとAIIBの非常駐理事制度は、欧州投資銀行のやり方を参考にしている。
「縦」から見るとは、歴史的視点を指す。第2次大戦後続々と設立された国際開発金融機関は、途上国の発展支援を目的とすると主張したものの、実際の投資業務が目標と合致しなかったため、過去数十年間にわたり、目標を達成できなかっただけでなく、自らの評判とイメージも損なった。AIIBはそれらを追い越し、途上国のインフラに資源を集中して投資し、実務的で開放的、革新的姿勢で、グローバル・ガバナンスの改善に一陣の清風をもたらした。
国際開発金融機関に内在する法則を把握
参加国政府の強力な支援と融資監督制度を持つことから、国際開発金融機関は借款側への影響力が商業銀行より強い。紛争解決制度において、国際開発銀行の特徴は「非法律式」であり、AIIBも主に交渉・協議で紛争を解決する。その使命を考えると、国際開発金融機関の機能の1つは投資家に参加を働きかけることとなる。このため世界銀行は投資紛争解決国際センター(ICSID)を設けた。AIIBも投資家を動かすことを重要な目標の1つとしている。業務目的に合致し、規約の明確な規定に違反しなければ、ICSIDに類似した機関を将来的に設立し、「一帯一路」(the Belt and Road)事業がその主要業務になると見られている。
AIIBから見たグローバル・ガバナンス、グローバル・ガバナンスから見たAIIB
AIIBからグローバル・ガバナンスを見るとは、AIIBが21世紀の新型の国際開発金融機関であることを指す。「新型」であることから、革新と実践の中で創造性を示す必要性が求められている。AIIBの提唱国であり、最大の出資国である中国はこれまで一度として一強ではなかった。人類運命共同体構築の新たなプラットフォームであるAIIBは「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持している。
グローバル・ガバナンスからAIIBを見るとは、AIIBが高水準を堅持する必要性を指す。これはガバナンスの骨組に対する要求であると同時に、具体的な投資事業においてもそれを体現することになる。環境・社会政策の策定・整備・実行に体現することになるのと同時に、事業規則の設計と執行の過程においても体現することになる。AIIBの堅持する高水準は着実で、執行可能なものでなければならない。(編集NA)

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