Home > 社説 > 外国紙 > 朝鮮日報(韓国) > 【朝鮮日報】 金与正氏を使って制裁に揺さぶりを掛ける北朝鮮
E335-CHOSUN

【朝鮮日報】 金与正氏を使って制裁に揺さぶりを掛ける北朝鮮

1 点2 点3 点4 点5 点 (まだ投票していません)
Loading...

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の実の妹である金与正(キム・ヨジョン)氏が9日、平昌冬季オリンピックの開会式に出席する北朝鮮代表団役員の一員として韓国にやって来る。金日成(キム・イルソン)主席・金正日(キム・ジョンイル)総書記・金正恩委員長と3代にわたって韓半島(朝鮮半島)の北側を70年にわたり支配してきた金氏一家の一員が大韓民国にやって来るのは今回が初めてだ。金与正氏は北朝鮮王朝体制の特性から考えると、事実上のナンバー2であることはほぼ間違いない。先日はかつて金正恩氏の愛人といううわさもあった三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長もやって来た。今回金正恩氏は平昌オリンピックに自らと非常に近い人物を次々と送ろうとしているようだ。
 また北朝鮮代表団の中には国連安保理による制裁対象で国連加盟国への旅行が禁じられているチェ・フィ北朝鮮国家体育指導委員会委員長の名前もある。国連加盟国がチェ・フィ氏を受け入れた場合、これは完全な制裁違反となる。北朝鮮は文在寅(ムン・ジェイン)政権が大喜びする金与正氏というカードとセットにしておけば、韓国はチェ・フィ氏を拒否できないと計算したのだろう。また北朝鮮代表団と芸術団が韓国にやって来た際、北朝鮮の旅客機や船舶の受け入れを禁じた韓国の5・24制裁(哨戒艦「天安」沈没を受けた制裁)に穴があいた。馬息嶺スキー場での南北選手による合同合宿もそうだ。このスキー場には国連が北朝鮮への輸出を禁じているぜいたく品が使われ、また建設には子供まで動員され人権侵害との非難を受けている。ここに韓国が自国の選手を送って合宿をさせたことも国際社会から冷たい目で見られている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。