Home > 社説 > 地方紙 > 北海道・東北地方 > 福島民友新聞(福島県) > 【福島民友新聞】 五輪メダル続々/磨いた技で輝き放つ日本勢
E115-FMINYU

【福島民友新聞】 五輪メダル続々/磨いた技で輝き放つ日本勢

1 点2 点3 点4 点5 点 (まだ投票していません)
Loading...

 平昌冬季五輪で、日本勢が輝きを放っている。このままの勢いを維持し、さらなるメダルラッシュを期待したい。
 日本選手はこれまでに銀4、銅3の計7個のメダルを獲得した。25日まで開かれる大会の序盤を終えた段階では上々の成績といえるだろう。鍛え上げた力と技を発揮し、日本に感動を届けてくれた選手たちに心から拍手を送りたい。
 本県ゆかりの選手が躍動した。スノーボードの男子ハーフパイプに出場した平野歩夢選手は、前回のソチ五輪に続いて銀メダルを手にした。同種目の先駆者ショーン・ホワイト選手(米国)に惜しくも逆転優勝を許したが、大技を次々に決めて会場を沸かせた。
 平野選手は小学生時代、南会津町の会津高原南郷スキー場で練習を重ねた。2大会連続のメダル獲得という偉業は、県民にとっても大きな喜びだ。平野選手は19歳で、まだ若い。4年後の北京大会での金メダル獲得に期待したい。
 スピードスケート女子は高木美帆選手が1500メートルで銀、1000メートルで銅メダルをもぎ取った。日本女子のスピードスケート個人種目メダルは、1998年長野大会の岡崎朋美さん以来20年ぶりだ。
 同じくスピードスケート女子の小平奈緒選手は1000メートルで銀メダルを獲得した。日本選手団の主将にふさわしい活躍ぶりだった。
 ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルの渡部暁斗選手は、ソチ五輪に続いての銀メダル。安定した滑りで、「複合ニッポン」の存在感を世界に示してくれた。
 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅選手は、ソチ五輪4位の悔しさを乗り越えて銅メダルをつかんだ。フリースタイルスキーの男子モーグルは初出場の原大智選手が3位に食い込んだ。高梨、原両選手ともに、出場した種目では日本人初のメダルだ。日本の競技界に残した足跡は大きい。
 メダルを期待できる種目は今後もある。ソチ五輪でフィギュアスケート男子を制した羽生結弦選手には連覇の期待がかかる。スピードスケート女子は小平選手が500メートルで優勝候補の筆頭に挙がるほか、高木選手らの団体追い抜きも頂点が射程圏内だ。
 日本オリンピック委員会(JOC)は今大会、複数の金を含む9個以上のメダル獲得を目標に掲げている。これまでの冬季五輪でのメダル獲得数は長野五輪の10個だが、選手たちには「長野超え」の奮闘を望みたい。
 これから、どんなドラマが生まれるのか。心躍らせつつ、選手たちに熱いエールを送ろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。